「すずらん」を支援してくれている方々を紹介します。
坂爪 真吾
1981年10月21日新潟市生まれ。
新潟高校〜東京大学文学部卒。
2008年、「障害者の性」問題を解決するための非営利組織・ホワイトハンズを設立。
新しい「性の公共」を作る、という理念の下、重度身体障がい者に対する射精介助サービス、風俗店で働く女性の無料生活・法律相談事業「風テラス」など、社会的な切り口で現代の性問題の解決に取り組んでいる。
2014年12月 社会貢献者表彰(公益財団法人社会貢献支援財団)
2015年5月 新潟人間力大賞 グランプリ(一般社団法人新潟青年会議所)
超高齢社会の中で見て見ぬふりをされ、置き去りにされている高齢者の性。
そんな光の当たらない世界を照らすために立ち上がった「ケアセンターすずらん」を応援します。
鷲沢 直也
1955年生まれ
1974年慶応大学工学部中途退学
1981年新潟大学歯学部卒業
1988年新潟市にて開業
2004年、経産省中小機構ベンチャー助成事業認定取得
2007年、2013年「ファイルメーカー活用術」(BNN新社)上梓
2009年4月、日本歯科医師会情報化委員
2011年9月、キーワードマーケティング研究所認定パートナー
2013年8月、Googleアドワーズ認定パートナー
高齢化社会の到来で、東京や大阪などの都市部では、ついに1世帯あたりの人口が2.0を割り込み、全国平均でも2.25まで低下してしまいました。
一軒の家に4人も5人も住んでいる家族がたくさんあるわけですから、世帯平均の人口が2.0を割り込むと言うことは、一人暮らし世帯が急増しているということです。
また熟年離婚という言葉からもわかるように、60代70代の一人暮らし世帯も急増しています。
中高年の一人暮らしと言うと暗いイメージがつきまといますが、団塊の世代(現在の70歳前後の世代)より下の世代は、コンビニと宅配とスマホだけで日々の暮らしを賄うことができてしまいますので、表面上は平穏な暮らしを送っているように見えます。
しかし、それは本来の人間のあるべき姿ではなく、彼らも本心では、世代を超えた若い世代や異性との交流を望んでいるのです。
若い世代にとっては、人と人との触れ合いや出会いが煩わしいと感じるかもしれませんが、中高年世代にとっては、「もう1週間も誰とも喋っていない」とか「このまま、ずっとと1人で暮らしていくのだろうか?」という不安や孤独から、心や体を病んでいく人やギャンブルにのめり込む人も少なくありません。
かつては地域の祭りや催し事が、人と人との出会いや語らいの場を提供してくれましたが、今や、そのような場は皆無となってしまいました。
しかし、一方ではスマホやインターネットが世代を超えた出会いの場を提供することも可能となりました。
カラダもココロも十分現役にもかかわらず、少し引っ込み思案だったり、面倒臭がり屋だったりして、世代の違う人たちや異性と知り合う機会を逃している人たちがたくさんいます。
孤独な人たちや寂しい人たちを元気にしてあげたいと言う若い世代と、それを求める人たちを結びつける仕組みが、とても簡単にできるようになりました。
すずらんの若者たちの取り組みを聞いて、私は、このような仕組みこそが停滞する日本社会を元気にすると確信し、彼らの取り組みを応援している次第です。