すずらんは、新潟市を中心にあなたの心に寄り添うぬくもりサービスです。
【心に寄り添う】 | 30~50代のキャストが、一人では行きづらいお祭りなどのイベントや、お食事、映画、居酒屋などに一緒にお伺いします。 |
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ふと寂しさを感じるときがある。
誰かに話を聞いてほしいときがある。
人肌のぬくもりが欲しいときがある。
すずらんの花言葉は、「再び訪れる幸せ」。
野道に咲く一輪のすずらんのように優しく、飾らない美しさを持った女性たちが、忘れていた初恋の記憶や、心のぬくもりを取り戻すためのお手伝いをします。
彼女たちと過ごす時間が、あなたの暮らしを彩り、心を温めてくれる「再び訪れる幸せ」になることを願って。
日々の暮らしの中で、ふと寂しさを感じるときがある。
誰かに話を聞いて欲しいときがある。
人肌のぬくもりが欲しいときがある。
年齢を重ねるごとに、誰もが感じるそうした不安や寂しさ。
そんな気持ちにそっと寄り添い、心の居場所となることを目指します。
~すずらん創業物語~
なぜすずらんを創業したのか、その経緯をお話したいと思います。
「私たちが最期まで人間らしく生きるためには、何が必要なのだろうか」
祖父が大好きな祖母をなくしてから生きがいをなくしてしまったことがきっかけで私はすずらんを立ち上げようと思いました。
学生の頃、私は大好きな祖父と祖母と一緒に暮らしていました。
二人はとても仲睦まじく、何十年と一緒にいても幸せそうな二人を見るのがとても大好きでした。
ある日、学校から帰ってきたら、朝まで元気だった祖母の具合が悪くなっていました。
すぐに救急車を呼んだのですが、その後祖母の容体は急に悪化して、搬送先の病院で亡くなってしまいました。
その後祖父はまるで抜け殻のようにぼーっとする事が増え、会話もなくなり、テレビを一日中眺めて過ごす日が増えました。その後祖母の後を追うようにすぐに祖父も亡くなってしまいました。
祖父に自分は何もできなかった。
声をかけることもできなかった。
もっとできることがあったはずなのに・・・。
そうした後悔から、看護師になって終末期医療に関わる仕事をしたいと思うようになりました。
しかし、看護実習の現場で見た終末期医療の光景は、私が予想していたものとは全く違うものでした。
終末期なのに、患者本人の希望よりも病気の治療が最優先にされて、治療のためにしたくないことを無理矢理させられたり、勝手に点滴を抜かないように腕を縛りつけられたり、食べたいものを食べさせてもらえなかったり・・・。
患者の病気だけを見て、患者個人を見ていない。その人がこれまでにどのような人生を送ってきて、どのような形で人生の終わりを迎えたいのかが、全く考慮されていない。
人生の最期をそういった環境で過ごすことは、自分だったら耐えられないと感じました。これでは「生きている」のではなくて、「生かされている」だけなのではないだろうか・・・。
患者様のそうした姿を見ることが辛くなり、看護師として働くことはしませんでした。
私たちが最期まで人間らしい生活をするためには、一体何が必要なのだろうか。
この問いを考えていく中で浮かんだのが、「性」と「恋愛」です。いくつになっても、男性は死ぬまで男性であり、女性は死ぬまで女性です。
私たちが人間らしく生きていくためには、性や愛が欠かせない。でも、周りは「年を取ったら性欲は無くなる」「いい年をして、恋愛なんてみっともない」と決めつけてしまいがちです。特に看護や介護の世界では、そうした思い込みの上にケアが行われてしまいがちです。
人間らしく生きる上で一番大切な部分を、きちんと個別にケアできるサービスを作りたい。年をとっても、配偶者と死別しても、家族や友人がいなくなって一人になっても、最期までふれあえる・寄り添えるパートナーを得られる世の中にしたい。
そう考えて、私はすずらんを立ち上げました。
すずらんは、まだ立ち上げたばかりのサービスです。至らないところも多々あると思いますが、多くの方々のご支援やご指導・ご鞭撻の下、一人でも多くの方々の「心に寄り添う」サービスを目指して頑張って参りますので、何卒よろしくお願い致します。